全向島の中学でキャリア授業実施
第1回(2024年)「熱い大人と語る会&向島未来会議」実施
第2回(2025年)「熱い大人と語る会&向島未来会議」実施
2025年度から尾道市教育委員会の後援を頂いています。
Connecting people and companies
日本の少子高齢化は、ここ尾道でも深刻な人口減少と人口流出という課題をもたらしています。
特に、若い世代や女性の転出が目立ち、広島県は4年連続で転出超過が全国最多となっています。
尾道市が行った若者へのアンケートでは、12歳から18歳の3割が市内に「住み続けたくない」と回答し、その理由として「働きたい仕事・職場がない」が最も多く挙げられました。
この現状に対し、私たち「尾道の人と会社を結び育てる会」は、地元商工会や向島地域企業振興協議会と連携し、キャリア授業を通じてこの課題に取り組んでいます。
尾道の人と会社を結び育てる会 会則
こんな思いでやります。
「熱い大人」との対話で未来を拓く
私たちは、学校の授業を企業や地域と連携して創り上げることで、「学校の授業はおもろい」と感じてもらえるような場を提供したいと考えています。その中心となるのが「熱い大人と語る会&向島未来会議」です。
このキャリア授業では、生徒が主体となって司会進行やタイムキーパーを務め、企業の方々と「生きがい、やりがい、働き甲斐」について語り合います。仕事の喜びや苦労、将来の目標など、具体的な話を通して、生徒たちは「仕事がどのように自分たちの生活と関係しているのか」を考え、地元企業や社会への理解を深めます。
授業に参加した生徒からは、「経験しないと分からないことが多い」、「意外と尾道はいいところ」といった感想や、「将来の目標がなくても、これから様々な経験や人との出会いの中で見つければいい」といった前向きな声が聞かれました。
人と会社を結び、住み続けたい街へ
「消滅可能性自治体」という危機に直面する中、根本的な解決策は出生率の上昇であり、そのために「仕事」「子育て」「共同養育社会」の3つの対策が必要だと考えます。
私たちは、企業が自社の魅力を伝え(会社の宣伝)、「やりがい・生きがい・働き甲斐」を語り合うことで、生徒たちが「向島にはこんな会社があるんだ」と感じ、地元への愛着と将来への希望を持つことを目指しています。
学校と地域が一体となり、次代を担う生徒たちを一緒に育て、見守る街にすること。それが、私たち「尾道の人と会社を結び育てる会」の願いです。
キャリア授業を一緒に作り、生徒たちに「仕事の面白さ」を伝えてくださる企業を募集しています。